我が家は並木道に面しています。
春には桜が咲いたりもする、ちょっとした樹木がたくさん植えられている、そんな並木道。
春に桜!きれいそう!
が、この土地を選んだひとつのポイントだったりも。
(まあ、駅からの距離と価格がいちばんのポイントだったのは言うまでもなく)
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落ち葉に気づかないという失敗
選んだ季節が初夏だった、というのが今回の失敗の肝だったりするわけなんだけれど、その失敗というのは、秋から冬にかけてとにかく落ち葉がすごい!
並木道にある樹木は、ほぼどの樹木も落葉樹らしく、春先から初夏にかけてあれだけ緑緑していた木々たちから、葉っぱが1枚もなくなる。で、それは、我が家の庭に舞い落ちてくる。
毎週毎週落ち葉を掃除したとしても、翌週には積もる。
風が強い日なんかに掃除しようものなら、掃除したそばから積もる。
積もった状態で雨が降ろうものなら、晴れが続いて乾くまで上手く取れない。
濡れた落ち葉のままほっておくと、土間コンの上に葉っぱ型の跡が残る。
などなど、想像だにしなかった面倒な事態が起きてます。
また、外構を砂利にしてしまったことも、この面倒に拍車をかけている。砂利の上の落ち葉はとにかく掃除しにくい。
土地を選ぶって、想像力
土地選びは建築士さんと一緒に回ったのだけれど「並木道を借景にできる良い場所だね」とは言っていたけど「落ち葉が大変かもしれないね」は、ひと言も言っていなかった。
その時点ではぼくも想像すらしなかった落ち葉問題だから、人のことなどを悪く言える筋合いのものではないけれど、ほんと家を建てる時の想像力って大事だなと、改めて思う。
土地の上にどんなものが建つだろう以外にも、土の中にはなにが埋まってるのだろう?違う季節の環境はどうなってるのだろう?昼は?夜は?周囲の環境は?想像し尽くしてみて、なにがよくてなにが悪いのかを、そこからさらに考える。家を建てるというのは、きっとそんな作業の連続なんだな。