家の雑草対策に除草剤「サンフーロン」を!魅力はコスパと即効性!!

夏目前、もっと早い時期にやっておきたかったけれど、手をつけていなかった庭の雑草対策。
除草剤を使えばいいのですが、あんまり土によくないこともしたくない。

「チョークの粉を蒔けばいい」とか、「塩を撒いてみたら?」という話もありましたが、
それは非常に環境に悪そう。

そんなわけで調べた結果、候補に上がったのが除草剤「サンフーロン」です。
サンフーロンは、除草剤の中では安価で比較的環境にもやさしいと評判のジェネリック製品です。

サンフーロンはラウンドアップのジェネリック製品

サンフーロンは、グリホサートを使用した除草剤である「ラウンドアップ」の特許が切れたために、安価に作ることができることになったグリホサート系除草剤のジェネリック製品です。
風邪薬なんかのジェネリックと同じで、研究開発のコストがかかっていないため、本家グリホサート除草剤・ラウンドアップよりも安く購入することができます。

サンフーロンは液剤タイプ

除草剤の種類には、粒剤タイプ、そのまま使える液剤タイプ、希釈して使う液剤タイプなどあり、サンフーロンは希釈して使う液剤タイプの除草剤になります。
すでに生えている除草剤に、原液を水で希釈した液剤をかけることで、液剤が茎や根から浸透し、根まで枯らします。
晴れている日なら6時間ほどで成分が吸収され、たいていの雑草は1週間ほどで枯れます。
液剤をかけた後すぐに雨が降ってしまうと、成分が吸収される前に流されてしまうので、天気の良い日に散布する必要があります。
希釈の度合いは雑草の種類によって25倍〜100倍に薄めて使います。
500mlの製品を100倍に希釈したとして、1000㎡の広さに撒くことができるそうです。

サンフーロンは環境にやさしい

サンフーロンの成分はグリホサート。グリホサートはアミノ酸のグリシンとリン酸結合したものです。その特徴は、植物にだけ作用すること。土に落ちた成分は薬効をすぐに失って、微生物によって分解されます。
土壌に残らないので、サンフーロンを使用した後に、日をあまりおかずにほかの植物を植えてもよいそうです。
ほかの除草剤によくある「非農耕地用」のものは、土壌に成分が影響してしまい、除草剤散布後に植物を植えることも難しくなってしまいます。サンフーロンにはそれがないんですね。

サンフーロンはホームセンターで買えるけれど…

サンフーロンは大きめなホームセンターでも買うことができます。わたしもコーナンで購入しました。
ただし近所の小さめのホームセンターやスーパーの園芸コーナーには売っていませんでした。
唯一あった大きめなコーナンでも500mlサイズが売り場に1列あっただけなので、ネットで購入する方が労力的には楽です。楽天だと送料無料はありませんでした。(2019年6月現在)

サンフーロンを実際に使ってみた

薬剤を使うので、使い捨てできるようにペットボトルをジョーロがわりに使いました。

ネットでも売っていますが、この手のものはダイソーなど100均の園芸コーナーに行けば簡単に、しかも安く手に入ります。
ペットボトルは500mlだとサンフーロンは5ml〜くらい。ただ500mlだとあっという間に撒き終えてしまうので、2Lペットボトルを準備した方がよいです。

サンフーロン散布後の効果はいつ出るの?

散布してから効果が出るのは1週間ほどです。枯れた雑草は刈り取って処分しましょう。

サンフーロンの希釈液はそのまま土に流せる!

この手の液剤で面倒なのが、希釈液が残った場合の処理がめんどくさいというものがありますが、サンフーロンの場合、除草処理した地面にそのまま流してもいいんです!これは楽。
土の粒子に吸着されて、成分が分解されます。

サンフーロンを撒いた後はどうする?

サンフーロンは土壌に残る液剤ではないので、なにもしないとそのうちまた雑草が生えてきます。その前に防草対策をしないと元の木阿弥です。

ネコソギみたいな土壌に残って雑草が生えるのを抑制するタイプの除草剤もありますが、薬剤が残るというのがやっぱり気になります。

そんな時の雑草対策に防草シートがありますね。ぼくもサンフーロンで雑草を処理した後は、防草シートを敷いて雑草対策しようと思います。