土間コン玄関にするなら、外構はちゃんと作った方がいい。その理由とは?

都内で注文住宅を建てました。

床面積60平方メートルちょっとの狭小住宅ですけれど。

建築家に依頼して、土地を購入して建てました。案の定、当初の予算よりオーバー。
計画通りにはいかないものです。

予算オーバー分を捻出することができなかったので、これも案の定、外構を作るのやめました。
外構費用は100万くらいを見積もられていたので、なんとか家を建てることは可能になりましたが、手付かずのままの状態で引き渡しを受けることに。

通常だったらそんなに問題もないのかもしれないですが、注文住宅で建てた我が家の玄関は土間コンクリート。
そこが問題でした。

土汚れは、意外とひどい

外構が手付かずのままの状態がどんな状態かというと、土がむき出しの状態ということになります。

この、土がむき出しのままというのが、汚れの原因になるんですね。
土の上をちょっと歩いて、土間コンの上を歩いたら、土汚れがつきます。

さらにやっかいなのは、土間コンクリートの風合いを残そうと、つや消し仕上げにしていたこと。
表面のザラザラしたようなコンクリートの質感が残るのはいいのですが、ザラザラしている分、細かな汚れが中に入り込んで落ちなくなります。

それが土汚れなんかだったりすると、土がコンクリの細かいザラザラの中に入り込み、汚れたままの状態になって、落ちません。

コンクリートの汚れ落としをいろいろ試してみたものの、全くと言っていいほど効果なしでした。

解決方法は、とにかく土で汚さないこと

解決方法は、ひとつだけです。

土で汚さないこと。そのためには、外構を手付かずのままで残さないこと。

それにしてもこんなに汚れが落ちないなら、コンクリートの表面をもっとツルツルに加工した仕上げにすることも考えたくなります。

外構が作れなくなった段階で、建築家の人も土汚れの可能性を考慮してくれても良いのになー。
なにも言ってくれませんでした。最初だけ、コンクリの風合いがあってもね。何年、何十年と住むものなんだから。

どうしても「土間コンだけど、外構は手付かず」なら…

ただ、状況的にどうしても土間コンなんだけど、外構が土のままになってしまう。なんて僕みたいなことがあるかもしれません。

そんなときは、「土が露出している部分をなくすこと」です。

土が露出していると、歩く時にどれだけ気をつけても、雨が降った時に泥が跳ねたり、風が吹いた時に砂が舞います。
それが土間コンまで届くと汚れの原因になります。

引き渡しを受けたら、なるべく早く土部分にシートでも敷いて、土部分の露出を無くしましょう。
やるのとやらないのでは大違いです。

そして、シートを敷くなら光を遮断するシートにするべきです。

ビニールシートみたいな簡易的なものでも、土の汚れを防ぐのには十分ですが、別の問題が発生します。
雑草です。

どうせシートを敷くなら、雑草の発生も抑えられるものを使った方が一石二鳥です。

それが、防草シート。

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雑草と土が舞うのを防いで、土間コンをきれいなまま保ちましょう。