Photo:DSC01403 By coolloud
半年以上かけて、SUUMOやアットホームで土地を検索し、不動産屋さんをはしごして土地を紹介してもらい、やっとよさそうな物件と巡り会いました。
早速、実際に土地の下見に行ってみることにしました。
そこで発生したのが、
物件のどこを見たらいいか問題です。
土地探しって、どんなコツがあるんだろう?
頭でっかちの知識は使い物にならなかった!!
だいたいまったく初めての場所でない限り、土地の周辺環境がどうなっているのかとか、駅からどれくらいかとか、スーパーやコンビニからの距離はどれくらいなのかって、わかりますよね。
そうすると、土地そのものを見た時に、なにを見るべきかのポイントがわからないんですよね。
土地を下見した時にわかることって、だいたい広さと日当たり程度くらい。
でもそれすら現地に行く前に、だいたい数字で見てますよね。
事前に「土地を見に行く時に気をつけるべきこと」なんて記事を読んでも、
実際現地に行ってみると、土地の状況なんてケースバイケースですし、
家づくりなんてもの自体初めての経験だったりしますから、
そうそう、簡単に「このポイントを気をつけてみよう」と下見することができないんですよね。
下見の経験値を積めばいいの!?
何回も下見に行って、下見ベテランになれば、この物件のどこを見ていいか問題が解決できるのかといったら、
そうでもないようです。
(※もちろん個人の感想ですよ)
だいたい、初めて何かしようとする時って、
お手本を参考にしないですか。
だれか上手な人のやり方を見て、自分でも真似してみたりすると、コツをつかみやすい。みたいな。
物件の下見に関して言うと、この誰かをお手本にして真似をすることができません。
不動産のプロである不動産屋さんと一緒に物件を見て回るから、
物件の見方は、そこから学べばいいんじゃないかと思うかもしれません。
でも、それはちょっと難しいです。
確かにまったくの素人の僕らよりは、土地についても不動産やさんは詳しいです。
しかし、不動産やさんの専門は、土地の売買。
そこにどういった家を建てるとか、どうやって間取りを作るとか
そういったものの専門家ではないので知りませんし、わかりません。
僕らのように、注文住宅を建てようとしている人が、見たい・知りたいと思っている見方はしてないですし、できないんですね。
[adsense02]だから建築のプロと土地を見よう!
こうなると結論は、
家を建てる専門家建築士と土地を見ようということです。
今回、はじめて建築士の人と土地を下見に行くことができたんですが、
土地の見方が全然違うんですね。
見るところから、どんなものに気をつけるのかとか、
いままでの自分の物件の見方と比べると、
まさに目からウロコの体験でした。
土地はこうやって見ればいいのか、こう考えればよかったのか、
そんなことが、実際に建築士の人と土地の下見に行くとわかります。
これはもう注文住宅を建てようとする人にはオススメです。
というよりもむしろ、まず最初に絶対やっておいたほうが良いことなのではないでしょうか?
土地選びがグッとやりやすくなりますし、わかるようになります。
お気に入りの土地を建築士の人に見てもらいました!!
かねてから家の設計をお願いしたいと思っていた建築士の方と一緒に
やっと出てきた土地を見ることに。
自分がよいなと思った土地をプロが見たときにどう思うか、
ちょっとドキドキするような体験でした。
建築士の人の率直な意見をもらうためには、ちょっとしたコツがいりますね。
それは、
どこを気に入ったか内緒にしておくこと。
建築士も仕事ですから、土地を早く購入してもらったほうがよいわけですよね。
でも買主であるぼくらが気にいるようなことばかり言ってもらって、
デメリットの部分を言ってくれなければ、
一緒に見ている本当のよさは出てこないわけです。
そのためにも、こちらが気に入っているポイントは伝えないようにしておく。
その上で、その物件の良し悪しを客観的に言ってもらえれば、
土地購入の判断材料になるわけですね。
なるべく早い段階で一緒に下見できると、土地探しが変わる!?
半年以上、20件近く条件に適った土地を下見してきましたが、
そこまでお気に入りの土地じゃなくても、もっと早くに建築士の人に一回でもいいから
一緒に見てもらっておくべきだったなと、思いました。
土地の見方を学んでおくと、SUUMOとか見る時も見方が変わりますね。
具体的に建築士の人がどんなところに気をつけて下見をしていたかまた別の機会に。
住む場所を選ぶというのは、家づくりの最重要ポイントの一つですよね。
土地の形や場所、周りの環境によって、出来上がる家の形も間取りも全然変わってきますから。
土地探しも餅は餅屋。建てる人と一緒に見るべし。