土間コンクリートの泥汚れ。3つの対処法を試してみる

東京に注文住宅を建てました。

早速気になったのが、土間コンの汚れ。
予算削減のために、外構の仕上げをケチって土のままにしていたら、雨が降って、泥が跳ねたり、汚れた足で歩いたり。
そんなこんなで気づいたら、土間コンが泥だらけでした。

汚れてもいいように土間コンにしたわけなんですが、それでも土間コンは綺麗なグレーがいいんですよね、やっぱり。

ネットで調べた方法をいくつか試してみました。

体にも土にもやさしい「重曹」

まずは手軽、かつ、人体にも大地にもやさしいことで評判の「重曹」を使ってみます。

ちょっと湿らせた土間コンに、ビックカメラで買ってきた重曹の粉をドバドバ。

染み込んだ土汚れが見えなくなるくらい、粉をふりかけてみました。

ひとしきり粉が水に馴染んでいくように時間をおいて、あとは一気にこすります。

重曹らしい、やさしい泡立ち。力いっぱいにこすっていくと、土間コン表面についていた、こびりついてない汚れはこするのとともに落ちていったものの、その奥の染み込んでいそうな泥汚れに変化はなし。

時間をおいてやっても、重曹だと綺麗には落ちませんでした。

さらに、重曹の粉を多くかければかけるほど、洗った後の水で流すのが大変ですね。
適量をふりかけるくらいがやっぱりちょうどいい。

ヒゲメガネ

高圧洗浄ノズルで噴射掃除

世の中には便利グッズがあるもので、お値段の張る高圧洗浄機ではなく、水道ホースの先っちょにつけて、圧をかけ勢いよく水を噴射することのできるノズルがあります。

そのノズルを使って、高圧洗浄機よろしく、土間コンを掃除してみたらどうだろう?

ということで、ドン・キホーテで買ってきました。

高圧ノズル本体だけだとホースに取り付けられないので、取り付け用のアダプタも一緒に買って約2000円。
これで効果が出るなら安い買い物ですが、さていかに?

早速庭の水道ホースに取り付けて、水道をひねると、アダプタとホースの取り付け方が悪かったのか、逆噴射。
気をつけないと自分が水浸しです。

気を取り直して、接続をしっかりと確認して、いざ噴射。

水道ホースの先につけるだけのお手軽設計なだけあって、土間コンの土汚れにどれだけ噴射口を近づけても、染み込んだ泥汚れまでは落ちないようです。

高圧ノズルの水の勢いは、思っていたよりは強くて。

ホースの先を手で潰して水を噴射するよりも強い水流が出ます。車を洗車したり、窓汚れを掃除したりする分には十分そうです。

ただ今回期待した土間コンの土汚れを落とすほどのものではないようです。土間コンの表面を傷つけないという点では、我が家のモルタル外壁の汚れ落としにはちょうど良いかもしれません(高圧洗浄機でモルタル壁を掃除すると、剥がれる恐れがありますと言われたんですよね)

ヒゲメガネ

コンクリート用洗剤「スーパーコンクリートクリーナー」

続いて登場いただいたのは、コンクリート専用洗剤です。

コンクリート専用洗剤はいくつか種類があって、お値段もいろいろなのですが、まず試してみたのはお値段も量も手頃なサイズの「スーパーコンクリートクリーナー」。

天然の柑橘系の植物成分を主成分にしている、体にも環境にも害がほとんどないという売り文句の専用洗剤です。

専用洗剤は業務用だったり、強アルカリ洗剤だったりありますが、まずは1Lの容量から買うことのできるお手軽なやつで挑戦です。

パッケージに記載してあるように、ちょっと手強い汚れには原液を直につけて、30〜40分放置。

さらに上から新聞紙などを被せて、汚れに対して染み込みやすくしての挑戦です。

じっと待つこと1時間。
ちょっと長めに洗剤につけていたことで期待大ではあったのですが、新聞紙を引っ剥がし、たわしでこすってみたところ、変化なし。

重曹洗いの段階で、土間コン表面の泥汚れみたいなのは落ちていたというのもありますが、その奥のうっすらこびりついた泥汚れまでは1時間のつけ置きでも、歯が立たなかったようです。

どれも結果はいまいちだった…

少しは効果が出ても良さそうでしたが、なかなか土汚れは落ちないものですね。
コンクリート専用の洗剤には期待してみたものの、残念な結果に。

次回はまた別の方法に挑戦して見たいと思います。