注文住宅を絶賛建築中です。
前回の風呂リモコンの設置場所に引き続き、設計中に気づかなかった些細な、
しかし大事なところに気がつきました。
それが玄関の鍵。
家の顔でもある玄関ドア。ドアのデザインは建築さんのオススメで木製のもの。
鍵もごく一般的なシリンダー錠にしました。
でも、その鍵ってどっち回りで開くんだろう?
調べてみたら、玄関の鍵って「時計回りで開くもの」も「反時計回りで開くもの」も
どちらもあるんです。
![](https://lets-chumon.tokyo/wp-content/uploads/2017/05/question.png)
玄関の鍵は「時計回り」?それとも「反時計回り」?
「時計回り」しか知らなかった
先日偶然とあるお宅の鍵を開けることになりました。
付いていた鍵はいたってスタンダードなシリンダータイプで、上下2カ所に鍵穴がありました。
ドアを開けようと思って鍵を差し込んで回してみたところ、カチッと音がするもドアが開かない。
おかしいと思いながら何度か回していると開きました。
どうやら「反時計回り」に鍵を回すと開くタイプの鍵穴だったようです。
いままで「時計回り」で開くタイプの鍵にしかであったことがありませんでした。
まさか、「反時計回り」で開くなんて…
しかも鍵がふたつあることも、さらに混乱の原因に。
回しているうちに、上の鍵が閉まっているのか、下が閉まっているのかまったくわからず。
なかなかドアが開かないのって、こんなにフラストレーションなんですね。
![ヒゲメガネ](https://lets-chumon.tokyo/wp-content/uploads/2017/05/higemegane_icon.png)
回す方向に統一規格はない
調べてみると、どうやら開錠するための鍵を回す方向には、決まりがないとのこと。
鍵の種類やメーカーによってばらばらなんですね。
その理由は3つ。
・コスト削減
・防犯上の対策
・統一規格がなくても震災時などに問題が発生しない
ということは、いままで住んできた実家や賃貸住宅のドアは、
全部「時計回りで開錠」する鍵だったのですが、それは偶然だったということですね。
![ヒゲメガネ](https://lets-chumon.tokyo/wp-content/uploads/2017/05/higemegane_icon.png)
「時計回り」と「反時計回り」どっち回りがいいの?
車のドアキーの話になりますが、開け慣れているはずの車のドアをロックを解除するのに、
どちらに鍵を回せば開けることができるか、開閉方向を正確に言い当てた人はいなかったそうです。
鍵を開けるような些細な動作は意識的にするものではなく、体が動作を覚えているということだそうです。
そして、手と手首、腕の造りなど、人の体の構造から話をすると、回しやすい方向は決まっています。
右手なら、「時計回り」。
左手なら、「反時計回り」です。
小さい鍵を扱うのは、利き手で持つことが多いと思いますので、
右利きの人なら「時計回り」が回しやすく、
左利きの人なら「反時計回り」が回しやすいと言っても良さそうです。
となると、回しやすい方を「開錠」にするのがいいか?「施錠」にするのがいいか?が問題になりそうです。
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抵抗がある動作は意識しないといけない
体にとって自然にできる動作の方が、意識せずに行うことができますよね。
でも、意識しない動作は、記憶にも残りにくい。
鍵って、掛けたかどうか忘れてしまったり思い出せなくて不安になったりしますよね。
出かけるときに鍵締めよりも別のことに気が向いていると、無意識的になっているので
鍵を掛けたかどうかが思い出せなくなってしまいます。
そう考えると、鍵を掛ける方を少しでも意識的な動作にしておいた方がよさそうです。
また、家に帰ってきたときは、なるべくスムーズに家の中に入りたいですよね。
(そのために帰ってきたんだから)
そうすると、なるべく簡単に鍵を開くことができた方がよさそうです。
![ヒゲメガネ](https://lets-chumon.tokyo/wp-content/uploads/2017/05/higemegane_icon.png)
鍵の回す方向に結論(あくまでぼくの場合)
以上の考察から、ぼくの場合右利きなので、
「時計回り」で開錠、「反時計回り」で施錠
が、よさそうです。
ただ、ドアが右開きだったり、左開きだったり、
ドアに対して立ち位置を正面にとれるのか、どちらかに寄らなければいけないのか、
などなどによって、時計回りの方が回しやすいのか、反時計回りの方が回しやすいかが変わってきたりします。
なので、あくまで参考程度にしかならないでしょうけれど。
やっぱり慣れてる回し方で開けられるのが一番でしょうね。
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最大3回で必ず開く
ちなみに、2つ鍵がついているドアで、どちらの鍵が開いているのかわからなくなって閉まった場合でも、
焦る必要はありません。
最大3回鍵を回せば必ず開きます。
①1つ目の鍵を回して、ドアが開くかどうか試します。
②開かなかった場合、1つ目の鍵はそのままに、2つ目の鍵を回して開くかどうか試します。
③それでも開かなかった場合、もう一度1つ目の鍵を回します。
スマートキーの玄関ドアも
最近だと鍵穴なんかないスマートドアも普及してます。
ま、我が家の場合は予算の都合で無理でしたけど。
いつかリフォームできればいいなあ。
![わかったマーク](https://lets-chumon.tokyo/wp-content/uploads/2017/05/igotit.png)
鍵の開け方は「時計回り」も「反時計回り」もある