土地分と建物分で、別々の住宅ローンを組むことになりました。
建物分のローン金額は2300万。
それがさらに設計管理料と建物本体分に分けられて、建物分だけで、
なんと5本の住宅ローンを組むことに。
土地分の住宅ローンと合わせると、
全部で6本の住宅ローンを契約します。
住宅ローンが計6本って、一体どういうこと?
住宅ローンを組むときの、M銀行ルール
M銀行で住宅ローンを組む場合、基本的なルールとしてあるのが、
使うときに必要な分だけ融資実行する
というものだそうです。
どういうことかというと、土地の引き渡しのときに1000万必要になったら、
その時に1000万分の融資を行います、というもの。
まあ、普通に考えると普通かなと思うのですが、
今回の僕みたいに注文住宅を建てる場合は、少し普通とは違ってきます。
設計料はその都度住宅ローンを組む
注文住宅を建てるのに住宅ローンを組む場合、
設計管理料も住宅ローンには含めることができますよね。
ただ、設計管理料って通常は着工前から設計料の支払いって始まります。
(建築士さんの方針にもよるかと思いますが)
設計契約を結んだときに最初の支払い、
基本設計ができたときに2度目の支払い、
実施設計ができたときに3度目の支払いなど
工事開始前の段階から分割して支払いを開始します。
僕のお願いしている建築士さんからもそういった支払いスケジュールを最初にもらいました。
(※その支払い予定付建築スケジュールを図面と一緒に銀行に提出したはずなのに、
銀行側が持っていなかった不思議は、出したはずの書類が出ていない!?どうやって審査通ったの?住宅ローン審査の謎で。)
建物分の予算を決める場合、
設計料も含めて住宅ローンを受けられることを考慮して考えますよね。
では、M銀行の住宅ローンの融資の方針と、
建築士への一般的な支払いスタイルを同時に考慮して住宅ローンを組むとどうなるか?
設計料の支払いが生じる度に住宅ローンを組むことになります。
なぜなら、設計契約を結ぶときに、まとまった額が必要になって、そのタイミングで融資を受けないと、以後受けられないから。
2回目の設計料支払いのタイミングで融資を受けないと、以後融資を受けられないから。
・設計契約を結んだときに生じる設計料分の住宅ローン
・基本設計時に生じる設計料分の住宅ローン
みたいな感じに、融資で賄おうとする費用が発生するごとに小分けでも住宅ローンを組むことになります。
その結果、住宅ローンを組む数が増えることになります。
問題は手続き含めた面倒くささ
融資を受けられる総額は変わらないから、問題はないじゃないかという見方もありますが、
契約する住宅ローンの本数が増えるというのは、とにかく面倒くさい。
住宅ローンを組む度に毎回銀行へ行き、契約書類に記名捺印です。
契約書につきものの 収入印紙 の準備も事前に必要です。
さらに大概1000円くらいの高額な印紙になるのでコンビニではなく郵便局に行かないといけません。
さらにさらに地元の支店ではなく、ローンセンターがあるようなちょっと遠い支店だとわざわざ電車で移動にもなります。
さらにさらにさらに元本を据え置いた契約の場合、早くローンを組めば組んだぶんだけ、無駄な利息の支払いが生じています。
通常は着工時に設計料をまとめるものと建築士さんから伺っていたので、そうも話したのですが、
M銀行のスタイルとしては、とにかく複数の住宅ローンを組ませるということだそうです。
家の抵当権は建物の完成後にしか設定できないから、先にローンを実行するのは銀行にはリスクだと思うのですが、なぜこんな仕組みなのでしょう。。。
僕のお願いしている支店だけ、さらには僕の場合だけなのかもしれませんが、M銀行の住宅ローンの謎です。
使う分だけ、使う時に融資するから、住宅ローンの本数が増える