シナ合板

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【しなごうばん】

シナノキを使った合板

シナノキ科の榀(シナ)の木でできた積層合板のひとつ。表面にシナノキを薄く切った単板を貼った木質ボードのことで、シナベニヤとも呼ばれます。

シナベニヤ店頭

芯板にもシナを使ったものを共芯合板などといって、芯板が別の木材になっているものと区別したりします。

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シナ合板の特徴

熱圧接着しているため、含水率が低く、温度による膨張や収縮が小さいのが特徴です。

またきれいな木口で、加工性が高く、反りにくいのも材質でもあります。

こういった特徴を持つ木材のため、通常は壁や天井の仕上げ材というよりは、造作家具として本棚や下駄箱などに使われたりします。

シナ合板の色味

薄い肌色のような色味で、明るい。木の節など木目はあまりないシナ合板は、木材の柔らかい印象で、いい意味で癖の少ない木材と言えます。

シナベニヤ

明るい色味は、白い壁ともよく合います。白木のような色味とも言えます。

モダンなインテリアにもマッチする素材でもあります。

無垢材よりも値段が安く、仕上げ材として使われることもあります。

ただし、高級感に関しては物足りなく感じられることもあるようです。

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