ついに念願だった注文住宅を建てました。
なんですけど、いざ住み始めてみると、
「もっと設計を考えていれば…」
「こんなはずでは…」
という、後悔するポイントがたくさんありました。
やっぱり家って、住んでみないと図面だけじゃわからないもんですよね。
というわけで、住み始めて早くも後悔している点をまとめてみます。
[adsense01]目次 閉じる
- 無塗装の壁・床
- 洗面室を無垢の床にしたこと 水シミ必死
- トイレの床も無垢フローリング
- スキップフロアの階段
- 土間からの段差
- クローゼットの中まで続く無垢のフローリング
- 吹き抜け窓にブラインドがつけられない
- 西側窓が少なすぎた
- 予定していた家具が入らない①
- 予定していた家具が入らない②
- 持ち込みたい家具サイズの大きなものは事前に伝えたほうがいい
- どこまで玄関なのかあいまい
- 玄関からの埃が室内に入りやすい
- 自転車置き場がない
- 蓄熱式床暖房
- 全面FRP防水の在来工法お風呂
- 全面白いFRP防水、髪の毛が残っていたりすると目立って気になる
- 床がツルツル滑りやすい
- 床の水はけが悪い
- 洗面室と浴室の境をシャワーカーテンにしたこと
- ユニットバスに比べてお湯が冷めるのが早い
- 配管がむき出し
- 排水するときに音がうるさい
- エアインシャワーの音がうるさい
- エアインシャワーの水圧が弱い
- 温度調整版の時計が見えない
- 換気のための窓に浴室外から手が届かない
- 造作のクローゼット扉が完全に開ききらない
- 土間キッチンに長時間立っていると疲れる
- 物を落とすとよく壊れる
- 屋外の照明スイッチ。補助灯がないのでついているかどうかわからない
- お風呂・トイレの配管が納戸天井を通っている
- 家を建てるのに、後悔と失敗は先に立たず!
無塗装の壁・床
予算削減目的で提案された無垢・無塗装の壁や床。
フローリングやドアは自分でオイルを塗ることにしたのだけれど、
自分で塗るのは相当しんどい。
日焼けもまばらになるんだろうなぁ
洗面室を無垢の床にしたこと 水シミ必死
洗面室の床も無垢フローリングにしました。
オイルを塗ったとしても、水染みができるんだろうなぁ。
ちょっとの水しぶきも気になってしまうので、
洗面室はフローリングにしなければよかった。
トイレの床も無垢フローリング
トイレの床も無垢のフローリングな我が家。
ここでできるシミはあれってこと?
スキップフロアの階段
狭小地に建てたため、スペース確保のためにスキップフロアになりました。
トイレに行くにもお風呂に行くにも着替えに行くにも、
上がったり下がったり階段移動が増えて、正直しんどい。
土間からの段差
キッチンの下は土間。そこからリビングに上がる段差が40cmくらい。
この高さ、上がるのもしんどいですが、下りるときも硬いコンクリートに下りることになるので、結構体への負担があります。
クローゼットの中まで続く無垢のフローリング
床部分は全面的に無垢フローリングになっているので、クローゼットの中も無垢。
衣装ケースのキャスターで傷つきそうで、心配です。
吹き抜け窓にブラインドがつけられない
吹き抜けに設置された大きな窓。
位置が高くて簡単にはブラインドつけられません。
足場を組んで、登って…危険をおかしてブラインドをつける必要がありそうです。めんどくさ。
西側窓が少なすぎた
西側壁面に窓が少なすぎました。夕方の光、好きなんでそれが残念。
日焼けの心配は減るのかもしれないですが…
予定していた家具が入らない①
2階に置こうと思っていた、アップライトピアノが階段を通らないと発覚。
予定していた家具が入らない②
予定していた冷蔵庫がキッチンカウンターにぶつかって入らないことが発覚。
持ち込みたい家具サイズの大きなものは事前に伝えたほうがいい
つまるところ、ちゃんとサイズを測って設計士に伝える、その上で導線が得られているかをなんとかして確認する。ということをしないと行けなかった。
どこまで玄関なのかあいまい
玄関からキッチンまで土間でつながっている我が家。
境がないから、どこまで土足OKにするか決められない。
玄関からの埃が室内に入りやすい
玄関からキッチン、さらにはリビングまで壁で区切られていない我が家。
玄関みたいな屋外に接しているところとリビングが直結していると、思いの外、埃を感じるものなんですね。
自転車置き場がない
外に自転車を置くような屋外屋根があるスペースがありません。
蓄熱式床暖房
冬場の電気代が節約のしようがないんじゃないかといまから怖い。
[adsense02]
全面FRP防水の在来工法お風呂
見た目がかわいくない。壁も床も天井も、FRPで塗り固められており、デザイン性も高級感もまったくなし。
全面白いFRP防水、髪の毛が残っていたりすると目立って気になる
床も白いFRP防水。髪の毛などゴミが残っているのがとても目立ちます。
残った髪の毛を掃除しようとすると、さらにまた髪が落ちたりして、ちょっと面倒です。
床がツルツル滑りやすい
塗りっぱなしのFRP防水の表面はツルツルしています。
水が残っていると、このツルツルが滑りやすい。
多少仕上がりでザラザラさせることもできるらしいですが、でもザラザラさせると、ただでさえ髪の毛の流れが悪くて床に残るのに、もっと引っかかったろうなとも思います。
床の水はけが悪い
浴室の水はけが悪く、乾燥機を回し続けても床に水が残る。
水が床に溜まっていると滑りやすいですしね。
乾燥機の効果を発揮するには、窓やドアを閉める必要があります。
それでも床の水はけが悪く水滴が残ります。
洗面室と浴室の境をシャワーカーテンにしたこと
冬場、寒そう。
ユニットバスに比べてお湯が冷めるのが早い
我が家の浴室は、在来工法の置きバスタイプ。
賃貸に住んでいた時のユニットバス構造の浴槽に比べて、お湯の冷めが早いと思います。
配管がむき出し
浴室内の水栓から置きバスタイプのバスタブまで、お湯と水の通る配管がむき出しになっています。
置きバスタイプのときはこうなってしまうと言われましたが、ネットで配管むき出し状態のものを見つけることはないですね。
バスタブの方にも蛇口取り付ければ済むんじゃないかと思いますが。
排水するときに音がうるさい
置きバスから排水溝まで、管ではつながっておらず、隙間が空いています。
排水溝の掃除はしやすいですが、排水する時の音は結構な音がします。
エアインシャワーの音がうるさい
少ないお湯で十分な湯量を感じるいうエアインシャワー。
エアを取り込んで放水するため、意外と音がします。盲点でした。
エアインシャワーの水圧が弱い
ネットでもちらほら見ますが、エアを取り込む構造上、エアインシャワーはどうしても水圧が弱くなってしまうようです。
給湯器の容量も24号と小さくないですし、止水栓を開いてもあまり変わらず。
対処法としては、給湯器エコジョーズのエコモードを解除すると水圧が強くでました。
温度調整版の時計が見えない
給湯器の浴室パネル、我が家は浴室内にはなく、シャワーカーテン向こうの洗面室に設置されています。
頻繁に湯温を変えたりはしないからいいかなと思ったのですが、やっぱりちょっと使いにく。
特に、時間が確認できないのが地味にネックです。
換気のための窓に浴室外から手が届かない
お風呂使用直後に、湯気を出そうと窓を開けます。
その時に浴室内の窓開閉バーに洗面室から手が届きません。
わざわざ浴室内にもう一度入って、窓を開けることになり、また足裏が濡れます。
造作のクローゼット扉が完全に開ききらない
寝室のクローゼットを造作で作ってもらいました。
3枚の扉のスライド式で重なる感じで開きます。
クローゼット内の仕切りに対して、スライドした扉の開き具合が足りないので、クローゼット内ギリギリに引き出しケースなんかを入れると、引き出せない感じに。
土間キッチンに長時間立っていると疲れる
土間キッチンは床がコンクリートで硬いので長時間立っていると疲れます。
物を落とすとよく壊れる
タイル張りにしたキッチンと、コンクリートにした土間キッチン。
どちらも非常に硬いので、コップでもなんでもちょっと落とすと確実に割れます。
屋外の照明スイッチ。補助灯がないのでついているかどうかわからない
屋外用の照明スイッチが室内にあります。
室内のスイッチに、明滅がオンオフの光でわかる補助灯付きのスイッチにしなかったため、屋外の照明がついているのか消えているのかが、その場ではわかりません。
ドアを開けて確認する必要があります。
お風呂・トイレの配管が納戸天井を通っている
狭小で狭いので、床下収納がわりの納戸を作りました。
その納戸の上がお風呂とトイレ。排水管などが納戸の天井をむき出しで這っています。
もし配管が故障したら納戸の荷物は…と思うとヒヤヒヤします。
家を建てるのに、後悔と失敗は先に立たず!
注文住宅を建ててみて思うのは、どんなに図面とにらめっこしてもわからないことがあるということ。
紙の上の線とか数字だけではなかなか使用感だったり使い勝手だったり、実際に生活するレベルまで想像することは難しいです。
その辺りのことを踏まえて、住みやすさを提供してくれる設計士さんを探す、そうなるまで話し合うことが大切でしたね。本当に細かいところまで。