FXで、利益や損失が出たときの確定申告

FX取引は「特定口座(源泉有り)」がないので、損益が出た場合、確定申告を行うことになります。

確定申告に必要な書類を作成するのに役立つのが国税庁の確定申告等作成書コーナーです。源泉徴収票などに記載されている数値を入力するだけで、申請必要な書類を作成することができます。

FXの確定申告書作成前に準備するもの

以下の資料を準備して、確定申告等作成書コーナーにアクセスします。

FXの確定申告書作成前に準備するもの

源泉徴収票…会社でもらえます。

②年間収支報告書…損益合計額の記入に必要になります。

確定申告書等作成コーナーで入力する

基本的な情報や源泉徴収票をもとに所得を入力したあと、FXの損益に関する情報を入力していきます。

先物取引に係る雑所得等」に入力する

収入金額・所得金額の入力」ページ内にある「分離課税の所得」欄から、「先物取引に係る雑所得等」をクリックし、入力していきます。

所得区分はプルダウンから「雑所得用」を選択。

取引の内訳入力をしていきます。
「種類」→「外国為替証拠金取引」と入力。
「決済の方法」→「差金決済」と入力。

「決済年月日」と「数量」は空白にしておきます。

期間損益の合計金額を「差金等決済に係る利益又は損失の額」に入力します。損失が出ている場合は「-(マイナス)」をつけて入力すれば、大丈夫です。マイナス入力すると「先物取引に係る雑所得等」の金額が0になります。

複数の証券会社を利用している場合は、合計金額を入力します。

必要経費として認めらるもの
  • トレード用のパソコンやタブレットなどの電子機器購入
  • 書籍
  • セミナー代
  • プロバイダ代(通信費)
  • セミナーへの交通費
  • 筆記用具

上記の支出は経費として認められる可能性があるそうでう。計上するには「領収書・レシート」が必要なので保管しておきましょう

過去3年分の損失も、繰越控除として計算できるので、記入します。
損失が発生した翌年以降、損失を繰り越す期間中は、取引の有無にかかわらず毎年確定申告を行う必要があります。

以上で、FX部分の入力についてはおしまいです。「入力終了(次へ)」をクリックし、最後に氏名・住所など必要情報を記入して、出力用の申請書データをダウンロードしましょう。

必要な書類は4点

FXの確定申告で必要になる書類は次の4点です。

  • 申告書B(第一表、第二表)
  • 申告書第三表(分離課税用)
  • 所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表(先物取引に係る繰越損失用) ※FX損失の繰越控除がある場合
  • 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書

「申告書B(第一表、第二表)」以外が、FXの確定申告をするために必要な書類です。

「所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表」は、繰越控除制度を利用するために必要な書類で、3年間は毎年確定申告を行う必要があります。

年間取引報告書は郵送不要

税制改正により、2019年4月1日以降、確定申告時の「特定口座年間取引報告書」は不要になりました。

給与所得の源泉徴収票も不要になっています。

来年も忘れないように…

1年に一度だけの確定申告。必要な書類や入力内容など、忘れてしまいがち。これで来年も滞りなく申告できますように..

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