念願叶って、東京に注文住宅を建てました。
東京に建てる方じゃなくって、注文住宅なるものを作ることをしてみたかったのです。
(なので、東京といってもだいぶ西の方。さらに狭小)
家づくりでやっぱり必要なのは住宅ローン。
賃貸から一戸建てへの引っ越しになりましたが、家賃=ローン返済額だと
お金が足りなくなりますね。
引っ越した後、ローン返済額以外に必要になる費用の存在に気づきました。
家を建てた後の費用ってどんなものがあるんだろう?
ローン返済以外のコスト要因3つ
ローン返済額以外に知っておかなければいけない費用は3つ。
・火災保険
・水道光熱費
・固定資産税
毎月もしくは毎年、確実に費用負担が発生します。
さらになにも考えずに契約などしてしまうと、それが延々何十年も続くことに…
家を建ててからでは時すでに遅い場合もありますが(僕みたいに)、
そうじゃなかったら、設計の段階からちょっと気にしてみるとよいはずです。
火災保険
火災保険は、延べ床面積・契約年数・建物の構造・補償したい災害・オプションの内容…etc.によって金額はだいぶ上下します。
狭小住宅の我が家でも年間1万円以上はかかってきます。
たいした額ではないようにも見えますが、これが家が建っている間、ずーっと続くことを考えるとボディブローのように効いてきますね。
だいたい火災保険とセットで入ることになるのが、地震保険。
最近も多いですしね、地震。
地震保険はどの保険会社と契約しても一律同じ保険金額にないます。
これも延べ床・建物の構造などによって保険料は変わってきますが、
我が家の場合は5年で20万弱。年間4万くらい。
火災保険や地震保険をお得にする方法
必要ない補償は契約しない
水災被害が起きそうにない地域なら、水災補償をはずすとか、
破損・汚損は起きたとしても貯金でまかなえる程度だとして契約しない、
費用保険も最低限にしておく…などなど
火災保険の無駄を省くことで保険料を抑えることができます。
そのためにはちょっと勉強も必要です。
節約のためにはなんのそのですね。
見積もりをとって、安い保険を契約する
火災保険は、契約する前に各社で見積もりをとるのがオススメです。
複数の保険会社に一括で見積もりをとれるサービスもあるので、活用すると手間も時間もかかりません。
見積もりはネットから簡単に依頼することができるので、とても簡単です。
建物の所在地や構造、延べ床面積、耐火建築、この4つをちゃんと入力しないと保険料が結構変わってくるので、事前に調べておくとよいです。
イッカツ ← 毎月1,500人以上が利用!
毎月1,500人以上が利用しているという 火災保険一括見積もり依頼サイト イッカツ
は、最大16の大手火災保険会社から、自分の条件にあった火災保険の見積書を作成してくれます。
大手保険代理店とも提携していて、保険見積書はプロが作ってくれている点と対応が親切であると評判です。
「火災保険ははじめてなのでよくわからない」という人にはオススメです。
火災保険の窓口 ← 最大19社から!
契約件数25,000件の実績を持つ火災保険一括見積もりサービス、それが火災保険の窓口です。
午前中に見積もり依頼すると、当日には作成してくれるというスピードが売り。とにかく急いでいる人には嬉しいサービスです。
価格.com保険 ← 総見積もり件数30万件突破!
価格.com保険の火災保険一括見積もりは、最大12社の火災保険会社から見積書を作成してくれます。
ネットで作成依頼してから、最短翌日には見積書をもらえるなど、忙しい人にもってこいです。
保険料が安くなるように丈夫な家を建てる
健康な若者であれば生命保険の保険料は安くなります。
家も同じです。丈夫な家であれば保険料が下がります。
H構造 よりも T構造 、準防火や 省令耐火構造 など、
丈夫な構造や火災に強い建物になるよう設計するなどで保険料を抑えることができます。
家が建ってからでは遅いので、設計の段階で建築士さんに希望を伝え、図面を書いてもらう必要があります。
ただし丈夫な家にすることで、建築費や資材費がかさむ可能性があるので、費用総額を抑えることが本当にできるのかチェックが必要です。
準防火地域に建てる
そもそも土地を購入する際に、 準防火地域 に限ってしまえば、火災に強い建物を建てざる得ないので、火災保険料は下がります。
水道光熱費
賃貸から一戸建てに引っ越すことになるぼくの場合など、一般的に水道光熱費がアップすると考える必要があります。
家自体が広くなるので、電気代もかさみそうですよね。
FPさんに効いた話では、月1万円以上光熱費が増えることもざらにあるそうです。
住んでみないとわからないことでもありますが、計算にいれておかないのも怖いコストです。
水道光熱費をお得にする方法
電力会社・ガス会社を見直す
電力自由化・ガス自由化で契約する電力会社・ガス会社を選択することができるようになりました。
比較サイトなどで、自分が一番お得になりそうな会社と契約するのが手っ取り早く水道光熱費をお得にする方法です。
使用している電力量によってお得な契約かどうかは変わってきますので、各社プランを自分で調べてみる必要があります。
インズウェブ ← SBIホールディングスが運営する電気料金比較サイト!
インズウェブはSBIホールディングスが運営する電気料金比較サイトです。
比較から申し込みまですべてwebで完結させることができます。
インズウェブならではのキャンペーン商品もあります。
電気チョイス ← SBIホールディングスが運営する電気料金比較サイト!
電気チョイスは面倒な切り替え手続きも、プロがサポートしてくれるという電気料金比較サイトです。
web申し込みだけでなく電話対応もあるので、直接話した方がいいという人にぴったりです。
楽天のでんき ← 楽天スーパーポイントが貯まる電力会社!
電気料金比較サイトではありませんが、楽天が運営するちょっと変わり種の電力会社 楽天のでんき まちでんき
です。
電気を使うことで楽天スーパーポイントを貯めることもできるし、逆に電気料金を楽天スーパーポイントで払うこともできます。
空間設計を見直す
「吹き抜けのある家は寒い」なんてよく聞きます。
暑い寒いこそ個人の感覚によるところが大きく、住んでみないとわからないものですが、吹き抜けのある家の場合、どうしてもエアコンを大きくしてしまいがちです。
空間が広い方が気持ちいいですけど、本当に必要なスペースかどうか、部屋の設計から見直すと、将来の光熱費を抑えることができます。
固定資産税
土地とか家とか、資産を手に入れると市役所からやってくる、あれです。
これも逃れるすべはありません。
ぼくも、年間10数万円の税金を納めることになっています。
月々1万円以上ですね。
固定資産税をお得にする方法
資産価値を抑える
固定資産税は家にどれくらいの価値があるのかでその税額が決まります。
土地だったら、広さ・立地など基準に決定されます。
基準地価などを目安に算出されますが、要は便利だったり人気がある土地は税金が高くなる傾向にありますので、そうじゃない土地を購入すれば固定資産税を抑えることができます。
建物の方も贅沢な設備を減らすなど、建物の価値を減らすことで固定資産税を抑えることができます。
「この資材を使った場合の税額はいくらで、この設備はいくらで…」と厳密に決まっているそうです。公開されていないらしく、詳しくは謎です。
建築士さんに詳しい人がいるのかもしれません。
土地選びや設計のときに資産価値がどれくらいあるものなのか意識することで、今後何十年かの税金を抑えることにつながりますね。
納税時にポイントを貯める
ポイ活してる人には常識かと思います。固定資産税もnanacoとクレジットカードを利用してポイントを貯めることで、お得にすることができます。
高額になりがちな公共料金の支払いですが、10万円までnanacoで支払う方法もありますので、nanaco払いを利用して、少しでも税負担を軽くしましょう。
ローン返済+αが待っている
家賃と同じくらいのローン返済だったら大丈夫かな?なんて気軽に考えていると痛い目にあいますね。
ぼくの場合も、火災保険・地震保険+水道光熱費+固定資産税で月々2万円以上の出費になりそうです。
長い年月でかかってくるものなので、資金計画のときに計算に入れておかないと痛いことになってしまいますね。
これ以外にも、家は建った瞬間から痛んでいきますから、修繕費も積み立てていきたいところですし。
懐が寂しくてしょうがないです。
ローン返済額以外に、火災保険・水道光熱費・固定資産税、さらに修繕費積立が毎月かかる!