ウッドデッキみたいに、木材で玄関アプローチを作ろうと思いました。
調べても、あまりDIY方法が見つからなかったの、見よう見まねで格闘中です。
前回、ZAM製のハット鋼に穴を開けて根太として使えるように準備しました。その続き。
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床板を仮並べする
ZAM根太に固定する前に、一度床板を仮並べして、具合を見ます。
ウッドデッキで床板を貼る際に、絶対に必要と言われるスペーサーを挟んで、隙間を作っています。
隙間は、根太の長さと床板の幅を緻密に計算し、5mmとしています。
スペーサーもDIY。端材にホームセンターで5mm厚のMDF板をつけただけの簡単スペーサーです。
床板が、反りやねじれのあるものがあったので、隙間が空きすぎず狭すぎないように順番を考えながら板を仮並べします。
ついにZAMの根太とイタウバの床板をビスで固定します。
イタウバにはいきなりビスを打ち込むのではなく、下穴を開けて下準備することにしました。
床板に下穴を開けて、ビスを打つ
準備したドリルはこちら。スターエムの木工用ドリル。
用意した床板の厚みは3cm。この板に下穴を開けていきます。
今回の玄関アプローチでのこだわり。それは「オモテ面にビス穴を見せない」ことです。素人作業なのに、変なこだわり…ではありますが、デザイン的にスッキリして良い、という以外に、ビス穴がオモテ面にこないことにメリットがあります。
穴がないことで、雨が降った時に木材の表面に水が溜まりにくいことです。
ビス穴があると、その部分彫り込まれ、どうしても水が溜まります。ハードウッドとはいえ、木材。ずっと水浸しになっていると、もろくなります。
それを防ぐのが「オモテ面にビス穴を見せない」ことです。
やり方はシンプルに、床板の裏側からビス止めするだけです。
穴の開け方も楽になります。オモテ面にビス穴がくるとなると、ビス頭が出っ張らないようにしないといけません。皿取錐ドリルを使って、サラ頭のビスを使ってやれば良いのでしょうけど、なんだか難しそう。ウラ面ならそんなことを考える必要もなくなります。
使うビスは「ノグチ 匠力 HAIRI ハイリビス」。ステンレスSUS401製です。屋外で使うので、サビないステンレス製は必須ですね。
床板を突き抜けないようにしないといけないので、長さは重要です。
長すぎるとオモテ面まで突き抜けてしまうし、短すぎると固定できません。
そもそも3cm以下の長さで、ステンレス製のものがなかたな見つからなかった中で選んだのがハイリビス。裏側から打つのでナベ頭でも問題なしです。
もう少し長くてもよかったかもですね。
仮並べして順番を決めた床板の裏側から下穴を開けていきます。
下穴が床板を突き抜けないようにするために準備したのが「スターエム ドリルストッパー」です。
ドリルに付けて使用します。必要な深さでストッパーが板面にぶつかり、それ以上掘り進めるのをストップしてくれます。これで、絶対オモテ面まで下穴が突き抜けることはありません。
でもドリルへの固定の仕方が悪かったのか、下穴を開けている途中でドリル自体が少し曲がってしまい、穴あけ作業に支障が生じました。
床板貼り終了
長さ1200mm×幅105mmのイタウバ床板を13枚、隙間5mmでZAM根太に固定しました。およそ2時間半ほどの作業時間。
ZAM根太は1200mmの幅に3本使用。60cm弱間隔で引いてある根太の上に床板が敷いてある状態です。80kgの大人が乗ってみても、まったくしなることなく問題なさそうです。
床板と根太も隙間なく固定できています。
止めたビスはこんな感じ。しっかり固定されているようです。
スペーサーで作った隙間もちゃんとできてる。
ステンレス素材ではあるけれど、最後に錆止め塗料を塗って、終了です。
貼る板の長さを変えながら、あと3ブロック分を作れば、玄関アプローチのメイン部分は完了ですが、少し先の話になりそうです。