その土地、本当の持ち主から買おうとしてますか?
土地の権利を誰が持っているかは意外と簡単に知ることができます。
土地の持ち主かどうかがわかる登記事項証明書は、ネットを使えば簡単に入手することができます。
macでもできました。
取り返しがつかなくなる前に、やってみるとよいと思います。
登記事項証明書ってどうやって入手すればいいんだろう?
登記事項証明書ってなんだろう?
登記事項証明書は、法務局で入手することができる、建物に関する情報を記したデータです。
以前は登記簿謄本と呼ばれるものがありました。登記簿謄本は文字通り、登記内容が集まった本です。
現在は同じ内容のものがオンラインで入手できるようになり、そのデータを登記事項証明書と呼んでいます。
登記事項証明書は4種類ある
登記事項証明書は、記載される内容によって4種類あります。
・履歴事項全部証明書
記録されているすべての記載があるもの。
・履歴事項一部証明書
記録されている一部だけの記載があるもの。
・現在事項全部証明書
現在、効力のある登記が記載されているもの。
・現在事項一部証明書
現在、効力のある登記の一部分が記載されているもの。
ぼくらのように不動産購入のときに、物件や建物の調査目的で登記内容を確認したい時は、いまどんな人が権利を有しているかわかればよいので、
「現在事項全部証明書」を入手できれば問題ないです。
登記事項証明書はオンラインが便利!
登記事項証明書を入手するには、3つの方法があります。
②オンラインで請求し、証明書を郵送してもらう(手数料500円)
③管轄の法務局窓口で、申請する(手数料600円)
手数料はどれも500円前後。
簡単なのは間違いなく②オンラインで請求し、証明書を郵送してもらうです。
窓口の業務取扱時間は、平日午前8時30分から午後5時15分まで。
オンラインは、平日午前8時30分から午後9時まで。
オンラインも時間制限がありますが、窓口に行くよりは全然楽ちんです。
ぼくが登記事項証明書を入手したのも、このオンラインでの申請です。
申請して1週間ほどで、郵送されてきました。
さらに詳しくは、法務局のホームページを確認してもらうとよいと思います。
インターネットの確認だけならさらに簡単な方法も
公的なものではありませんが、登記内容がインターネット上で確認できるサービスもあります。
法務局が保有する登記情報を、インターネット上で見ることができますし、プリントアウトも可能です。
利用時間は平日の午前8時30分から午後9時まで。
申請は住所ではなく「地番」で行う!
登記事項証明書を入手するには、一般的に使われている住所表示とは違う「地番」というものが必要になります。
地番は、土地1筆ごと、建物1個ごとに割り振られる登記上の番号です。
住所表示とは違うので、不動産屋さんに確認するか、もし土地の測量図があれば、そこに書かれていたりもします。
または、法務局登記所に置かれているブルーマップと呼ばれる地図で確認したり、窓口で職員の人に確認することでも知ることができます。
タダで、さらに簡単に登記情報を知る方法
不動産屋さんは当然のことながら、その物件情報を持っています。
なので、タダで登記情報を知ろうと思ったら、不動産屋さんに直接問い合わせてみるのもひとつの方法です。
ただし、売買契約を結んだ時はもちろん資料として契約書と一緒に写しを添付してくれたりしますが、
契約前だと登記情報を教えてくれるかは不明です。
登記事項証明書は、意外と簡単に入手できる